九重式刀剣CoC7版ハウスルール
九重作新クトゥルフ神話TRPG(7版)×刀剣乱舞のシナリオを遊ぶにあたって推奨するハウスルールです。
KP・PLが遊びやすいように適宜採用してください。
本ハウスルール内では刀剣男士PC・審神者PCそれぞれの作成方法を設定しておりますが、ステータス自体は基本ルールブックの探索者作成のルールから大きく逸脱しない程度に設定してあります。
必ずこのルールを使用しなければならないものでは有りませんが、九重作のシナリオの難易度はこのルールを基準にされています。
別のハウスルールを使用する場合は適宜シナリオの方もKPが調節してください。
また、作成に際してシナリオ特記がある場合はそれに従っての作成をお願いします。
※このルールは随時変更されていく可能性があります。
刀剣男士PCの作成
能力値
通常探索者と同じダイスで算出し、ダイスロールが完了したら15ポイントを任意の能力値に自由に振り分ける。
(1ポイントずつ好きに割り振って構わない)
そのとき、全ての能力値で99は超えないようにすること。
能力値のポイントの割り振りが完了したところでHPに10ポイント加算する。
職業選択
以下の2種類の作成方法から好きな方を選択し、作成する。
また、初期信用は刀種に関わらず上限30とする。
壱. 一般職業ベース
通常ルールから好きなベース職業を選択し、
その内の1つを<近接戦闘(刀種)>(初期値20)に
1つを下記の刀種別の技能に置き換えしてもよい。
(刀種別指定技能が選択した職業の指定技能に含まれている場合そのまま取得してよい)
また、上記2つの置き換えは選択した職業に「自由選択枠」がある場合、自動的にそこに置き換えること。
【刀種別置き換え指定技能】
短刀:<回避>or<隠密>
脇差:<隠密>or<手さばき>
打刀:<応急手当>or<乗馬>
太刀:<乗馬>or<心理学>
大太刀:<精神分析>or<オカルト>
槍:<心理学>or<歴史>
薙刀:<オカルト>or<歴史>
剣:<応急手当>or<医学>or<精神分析>
弐. オリジナル職業・刀剣男士
「刀剣男士として必要と思われる技能」の中から合計8つまでを選択し職業技能とする。
(※8つ全てを取得しなければならないわけではない)
【職業技能ポイントの算出】
短刀・脇差:DEX*2+POW*2もしくはEDU*2
打刀・太刀:STR*2+POW*2もしくはEDU*2
大太刀・剣:STR*2もしくはCON*2+POW*2
槍・薙刀:SIZ*2もしくはEDU*2+POW*2
【刀剣男士として必要と思われる技能】
<近接戦闘(刀種)>(初期値20)
+<刀種別置き換え指定技能>から1つ
+<回避・応急手当・聞き耳・目星・図書館・乗馬>から3つ
+<精神分析・言いくるめ・説得・心理学・威圧・魅惑>から1つ
+<鑑定・医学・オカルト・考古学・歴史>から1つ
+<PLがキャラクターにふさわしいと考える自由な技能>1つ
極
実装済みの刀剣男士に関しては、KPの許可があれば極を選択できる。
継続のキャラシートを極にランクアップさせることも可能。
極になった場合、以下の加算・成長チェックを行う。
-
<信用>に10ポイントの加算
-
2回のEDUの上達チェック
-
幸運を含む好きな能力値に5ポイントの加算
-
刀種別能力値ポイント加算
【刀種別極加算】
短刀:DEX+10
脇差:STRもしくはCON+5・DEX+5
打刀:STR+5・CON+5
太刀:STRもしくはCON+10
大太刀:STRもしくはCON+5・POW+5
槍:STRもしくはDEX+5・INT+5
薙刀:STR+5・INT+5
剣:-(2020年末現在未実装)
もしもこれらの加算でSIZ以外の能力値が100以上になってしまう場合は、超過分を幸運に加算する。万が一幸運も超えてしまうようであればSAN値に加算すること。
(SIZ以外の能力値の上限は99、SIZは100を超えても構わない)
審神者PCの作成
能力値
一般キャラシート作成とほぼ同じ手順で作成。
信用は10以上とすること。
職業選択
以下の3種類の作成方法から好きな方を選択し、作成する。
壱. 基本ルールブックから職業選択
基本ルールブック通りに作成。
弐. 基本ルールブックからベース選択+一部入替
基本ルールブックからベースとなる職業を選択し、ベース職業技能の内最大4つまで
「審神者として必要と思われる技能(下記一覧参照)」に入替して良い。
入替は選択した職業に「自由選択枠」がある場合、自動的にそこに置き換えること。
職業技能ポイントは選択したベース職業に準拠。
参. 審神者としての技能を以下から選択
「審神者として必要と思われる技能」から合計8つまでを選択し職業技能とする。
(※8つ全てを取得しなければならないわけではない)
【職業技能ポイントの算出】
POW*2+INT*2もしくはEDU*2
初期<信用>:10~30%
【審神者として必要と思われる技能】
<聞き耳><図書館><目星>
+<回避・近接戦闘:刀剣・応急手当・乗馬・芸術/製作>から1つ
+<言いくるめ・説得・母国語(日本語・外国語不問)・心理学>から2つ
+<精神分析・鑑定・医学・オカルト・経理・考古学・コンピューター・歴史>から2つ)
6版からのリスペック
6版の時から使っていたキャラクターシートを継続させたい場合、基本ルールブックP.390からなる「補遺2:新クトゥルフ神話TRPG(第7版)への変換」を参照してリスペックを行う。
ただし、同作者の6版のステータスの場合、刀剣男士PCであれば上限を超過することも少なからず発生すると思われる。その場合は、P.391の「EDUの変換」表と同じように置き換えを行って欲しい。
また、幸運の値はPOWと同じにしても構わないし、新たに3D6のダイスを振って決定しても構わない。
これもKPとPL間で相談して決めると良いだろう。
職業や職業技能等の置き換えに関しては、KPとPL間で自由に決めて貰って構わないが、継続キャラシートとして扱うならばあまり大きく変更しないことを推奨する。